2000年4月・死闘編


4月3日(月)

実家から母親が来ていた。
"整理されているが不衛生"(母談)な私の部屋を掃除してくれた。
別に特別なことをしているわけではないのだが、私が掃除するのと比べて見違えるほど綺麗になった。
まるで部屋や家具自体が自ら協力しているかのようである。
専業主婦おそるべし、である。


4月4日(火)

私は一般に読売ジャイアンツファンだと思われているが、それは世を忍ぶ仮の姿である。
実は千葉ロッテマリーンズのファンである。
巨人から石井が加入し、投打に柱の出来た今年のマリーンズ。若手の台頭も目立ち、最高の形(黒木の故障以外)で開幕を迎えたのだが・・・。
まさかの開幕3連敗。
ジョニー・小林・武藤の3本柱で落としたのは痛いな。
オープン戦不調のホークスを勢いずかせたのはかなり痛い。
むう、やはりマリンスタジアムに応援に行くしかないか。
一緒にマリンスタジアムで石井弁当を食べてくれる人募集中(ジョニー弁当でも可)。


4月5日(水)

いよいよ始まったのぅ。
おなじみのキャストのさすがの演技。マンネリともいえるが安心して見れるストーリー、そしていつもの歌声の主題歌。
今年も『はぐれ刑事純情派』は楽しみだ。

じゃなくて。
17年ぶりの復活のタイムボカンシリーズ『怪盗きらめきマン』なんですが。
なんで作画のレベルまで17年前のクオリティなんでしょう?
話のテンポも悪いし、役者さんの演技のキレもイマイチ良くない。
がんばってくださいな。
でも、OPの『怪盗きらめきマンの歌』は、完璧。
EDの『フララン・ランデブー』も、歌えてヒロトさん、喜んでるだろう。


4月7日(金)

数日前に購入した『キャプテン・ラブ』がなかなかおもしろい。
主人公は愛の共産化を目論むラブラブ党のメンバーだったが、ラブラブ党書記長の娘と恋に落ち、ラブラブ党を抜けた。そして真実の愛に目覚めた主人公はキャプテン・ラブとなりラブラブ党と戦うのだ(ただし、論撃バトル=口ゲンカで)。
これだけ聞くと「バカゲーか!?」と思うだろうし、事実その通りなんだが、非常に作りが丁寧にしっかり作られている。愛する故の苦悩とか、愛を貫き通すために他の人を傷付けなくてはならないつらさなど、他のギャルゲーとは一線を画している。
多分、このゲームの制作者は愛を語るなどということは恥ずかしいことだと知っているのだろう。だからバカゲーの皮をかぶらずにはいられなかったのではないか。
「恋愛というのは美男美女のものだ」というだれかの言葉を思い出してしまった。


4月8日(土)

学校に行くついでに、足をのばして靖国神社へ。
私は不信心者なので、神社にお参りに行ったりなどはしないのだが、靖国神社へは近いせいもあって時々赴く。
ここ数日の好天もあって、桜が満開だった。
皇国の若人が戦場を知らずに九段の花に酔った。

午後から知人に頼まれた買い物(セガサターンのパワーメモリーと連射パット)のために秋葉原へ。
『ウィザードリィ ニュー・エイジ・オブ・リルガミン』が2980円(新品)だったのだが、『続・山本正之作品大全集』が中古であったのでそちらを購入し、『WIZ』は諦める。

本八幡の駅に着くと、駅前に珍妙な格好の一団がいた。
コスプレオタク、などではなく、昔懐かしちんどん屋であった。
そういえば、生で見たのは初めてかも知れない。
楽しげなクラリネットの音が夕暮れの町に、何故か寂しく響いた。


4月15日(土)

近所のゲーム屋でPSの『爆走兄弟レッツ&ゴー ETERNAL WINGS』(中古・1000円)を購入。
シリーズのキャラ・マシン総出演のレースゲーム。もちろん原作でおなじみの必殺技も使える。
「マグナム・トルネードッ!」
「行けぇ! ネオトライダガー!」
「エアロバリアーオン! マックスストーム!」
・・・・・・。
えーっと。
エフェクトが違うだけでみんな効果が一緒なんすけど。
火の玉を発射しないファイヤースティンガーなんてファイヤースティンガーじゃないやい。
ちなみに一番おもしろかったのはおまけのシュミット&エーリッヒの楽屋ネタ漫才で、ショタのおねーさま方の組織票(応募ハガキの平均年齢16歳で7割が女性票!)で彼らは出演できたそーな。さもありなん。


4月18日(火)

学校の自由使用室に今年度からWindowsが導入された。
今まで使わないでいたのだが、UNIX環境の教室が常に使えるわけではないのでとりあえず使ってみる。
Mewでメールを読もうとしたらパスワードを尋ねられたり、Outlook Expressで読んだメールはMewで読めなかったり、UNIX上でNetscapeを起動できないおかげでブックマークを登録し直さなくてはいけなかったりと、なかなか不便だが、思ったほど困らなくて良かった。なによりIEが使えるのがいいな。
そのせいでもないのだが、HTML辞典をようやく購入。これでもうちょっとここのページの更新作業もはかどることだろう。うんうん。


4月19日(水)

近所の100円ショップで色々買い込む。
私は収納・整理マニアの気があるので、書類ケースだの、小物入れだの、古新聞入れだの、ゴミ箱だの色々買って、ちょっとほくほく気分。

久し振りに千葉テレビでマリーンズ戦を放送しているので、サッポロ・スーパーモルツを片手に観戦。
今年のマリーンズ投手陣には序盤で大量失点しないといけないとかいう掟でもあるんでしょうか? あまりに投手陣が早く崩れすぎて、打線の調子も最近急下降しているし。
それにしても、今日のジョニーは良くなかった。四球が多いのはともかく、球威が全くない。インハイのストレートを軽々と松中にスタンドへ運ばれちゃうのだから。やはり調整不足が響いているなあ。早くなんとかしないと致命傷になるぞ(もうなりかけてるし)。

私は最近、12時前には寝るように心掛けているので、『プロ野球ニュース』や『全日中継』などの深夜番組はタイマー録画して翌日見るようにしている。
今日は友人FとAM3時くらいまで長電話していたせいで眠れず、録画していた『全日中継』でも見ようとしたら、ナイターで時間がずれていた。今回は終わりの10分くらいが切れただけであまり問題無かった(小橋・三沢戦が見れたからね)が、これだから日テレは信用してはいけない。気をつけよう。
そうそう、私は語れるほどプロレスに詳しくないので全日中継観戦記とかは書きません。私のプロレスの知識など『ノー・フィアーの言葉の8割は「ばかやろうこのやろう」である』とか『スタン・ハンセンはまだ生きている』とか『秋山はアゴ』くらいですから。


4月22日(土)

昨夜からテレビが映らず、廊下の電気も消えたままなので、不動産屋に連絡したが不在なので、大家に電話したら、「んなこと知るか、てめーでなんとかしやがれ、金ははらわねーからな!」と言われた。
どちくしょう。こんなアパート出てっちゃる!

テレビがうつらんので近所のビデオ屋で何本かビデオを借りてくる。
『魔法使いTai!』はなかなかおもしろかったし、『08MS小隊ラストリゾート』も、そんなに悪くなかったのだが、『銀英伝』は失敗だった。小説版6巻の後半部なので、やってるのはほとんど会議だけ、という退屈なしーんばかり。演出もいまいちだったし。まあ、ここの部分だけ飛ばして観るわけにもいかないので仕方ないか。


4月23日(日)

『青春ラジメニア』のエリア外リスナーの集いに行こうかと思っていたのだが、友人Fに誘われたので、上野でやってる国宝展を見に行った。たまには文化的なこともやりませんとね。
わかったことは私の博物館耐久力は2時間だと言うことだ。2時間までは割合楽しめたのだがそれを過ぎたらいい加減疲れはててしまった。まあ、人混みにもまれたせいもあるんだろうが。
その後は上野と秋葉原をうろついて帰った。

帰ってみるとテレビがちゃんと映るようになっていた。が、やはり『カードキャプターさくら』は見逃してしまったのであった。しくしく。


4月29日(土)

朝からアキバへ。
3時間ほどうろつき、『フェアプレイス』全4巻をゲットする(1巻がダブっちゃったが)。
その後、神保町で本屋を回ったり、散髪したりする。
そして、夕方からはおなじみのライブ『スーパーロボット魂2000』に行った。新たにへーちゃんことたいらいさおさんも加え、非常に盛り上がったライブとなった。私個人的にはMIOの『HEY YOU!』が聴けたのが非常に嬉しかった。
夏のライブも楽しみだ。


4月30日(日)

昼間は煎茶とかりんとうを友に昨日、友人Tくんから借りた『To Heart』をだらだらやる。
夜はビールを飲みつつナイター中継を見た後、部屋の模様替え。ダンボールを組み合わせて作った本棚と100円ショップで購入した整理アイテムを駆使して、7割の秩序と3割の雑然さで並べられた本やCDを眺めて一人でニンマリしていた。
理想的な休日をすごしてしまった。ニンマリ。

それにしても、かりんとう、漢字で書くと花林糖、なんて美しい言葉だろう。あの上品な甘味、まさしく黒褐色の宝石といえよう。うっとり。


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