2002年7月・逆襲編


7月1日(月)

B級ギャルゲーの逆襲!
というわけで、PSの『個人教授』なんぞをやり始めたり。
あー、多分知らない人ばかりだろうな。4年も前のゲームだし、発売が毎日コミュニケーションズだし、ネットでもほとんど評判聞かないし、地味でマイナーでギャルゲーバブルの波に埋もれたからなあ。
確かに地味でマイナー。決して大作でも傑作でもない。が、不思議と心に残る良作なのよね。
『ときめきメモリアル』のヒット後、雨後のタケノコのようにギャルゲーが発売されまくった90年代後半のギャルゲーバブル期。もちろんその多くは駄作だが、中にはキラリと光る良作・奇作があった。
最近のギャルゲー(キッドとかプリンセスソフトの出すやつ)やPCエロゲーの移植作にはない、独特の魅力があった。
最近はPCエロゲーもやるようになったが、やはり私は”エロゲーマー”ではなく”ギャルゲーマー”だと再認識した。
そんな心に残る珠玉のギャルゲーたちを埋もれさせるのはあまりに惜しい。
というわけで。『B級ギャルゲーの逆襲! 〜B-Class Girls Games' CounterAttack!〜』近日公開予定。乞う御期待!(いいんかなあ、また無責任なこと言って)


7月5日(金)

思いがけず収入があったので本屋やCD屋などを色々回る。
古本屋で海老沢泰久の著書を3冊(『監督』、『孤立無援の名誉』、『みんなジャイアンツを愛していた』)購入し、アニメイトでようやく山本正之のニュー・アルバム『正しい未来』を入手。
『Phantom』の小説と『封仙娘娘追宝録』の新刊がどこにも置いていない。どれほど読みたいわけでもないのだが、置いてないと気になる。

『正しい未来』。やはり『空を弾く少年』で泣いてしまった。


7月9日(火)

なんだか長いこと無聊に耐えていましたが、よーやくバイトが決まったですよ。
ようやく無収入の日々にサヨナラだ。
これで8月の夏コミ&AJFに行ける、と言いたいところだが、借金返済が先かしらね。


7月10日(水)

最終巻を借りる前にまとめて観ておこうと、『学園戦記ムリョウ』を最初から観直す。
おおう。なゆちゃんがお笑い要員じゃないや。最初は謎の美少女だったんだよなあ。3話ともちませんでしたが。


7月12日(金)

某採用試験の面接でした。
結果は・・・、うーむ、やっぱり面接でも対策は必要だよなあ。


7月14日(日)

今後の収入の予想を立ててみる。
うーむ。やっぱりAJF&夏コミは行けそうに無いなあ。
8月10日の朝上京→秋葉原を散策→マリンスタジアムで野球観戦→ライヴ『串田アキラ朝まで熱唱!』→夏コミでTくんのスペースの売り子→ライヴ『スーパーアニソン魂』、という完璧なスケジュールまで立てていたのに。
ま、今年は諦めますかね。でも10月の正之さんのライヴは行けると良いなあ。


7月15日(月)

夜中にテレビを見てたら、テレビ新潟で『幻魔大戦』なんかやってた。
おいおい。もっと他にやるものがあるだろう。
あんなもん見せられてAT-Xに加入するやつがいるとは思えんのだが。


7月16日(火)

久々にアニメの感想などを。

コメットさん☆(1)
七人のナナ(1)
少女革命ウテナ アドゥレセンス黙示録
∀ガンダムI 地球光
ちっちゃな雪使いシュガー(5)
ナジカ電撃作戦(6)


7月17日(水)

バイト先の同僚が1コ下の中学の後輩だったり、弟のクラスメートの妹だったり。これだから地元は。


7月18日(木)

バイトが夜の仕事なので、すっかり元の夜型人間に逆戻り。
休みの日の夜に眠れないのは困りもの。
今日も眠れないので夜中に『キャプテン・ラヴ』などをやっていた。こんなことをしていると大学時代を思い出す・・・。


7月21日(日)

本棚から本が溢れていたのでちょっと整理。
私は整理魔なので、本棚の本を種類別、サイズ別、読む頻度別などに分類して並べるのが大好き。
美しく並んだ本棚を眺めてうっとりすることしばし。なかなか変態っぽい。
スペースがないのでなるべく本は買わないようにしているのだけど(=立ち読みで済ます)、やっぱりもうひとつくらい本棚が無いとつらいかな。
弟のベッドを処分すれば本棚を置く場所も確保できるのだが、どうよ?


7月24日(水)

父が会社の同僚から焼いてもらった(やめなさいって)PC版『エリーのアトリエ』があったのを思い出してプレイ。
前作『マリーのアトリエ』(PS版)以来3年ぶり。システムは前作とほとんど変わっていないが、すっかり忘れているので新鮮な気持ちでプレイできる。
ま、登場人物もかなり忘れているのでストーリー的なつながりも忘れているのが痛いが。
相変わらず楽しいのだが、どうもテンポが悪い気が。特に戦闘シーンがタルい。PC版のせいなのか元々そうなのかわからんけど、『マリー』はもっとサクサクできた気がする。
セーブせずにだらだらやっていたら途中で止まってしまった。しかもやり直そうとしたら起動さえしなくなった。これだからPCゲームって嫌いだ。素直にPS版(orDC版)をやるべきだったかな・・・。

どうでもいいが、「うに〜!」と「た〜る」はマリーの方が威力(?)が上だね。


7月27日(土)

そんなわけで、だらだらと『エリーのアトリエ』プレイ続行中。
4年目も終わり、いよいよアカデミー卒業。大したことができなかったけど、まあファーストプレイだし、とか思っていたらイングリド先生から呼び出し。マイスタークラスに進んで2年延長。
げげっ。あと2年も続くの? まあいいけどね。
カスターニェにも行けるようになり、エンデルク様も雇えるようになり、時の石版のおかげで海竜も退治。そしてケントニスでは前作の主人公・マルローネと再会。早速仲間に。
・・・。あれ? 違う、何かが違う。何が違うんだろ、って、ああ〜! マリーの声が池澤春菜じゃないっ!
いや別に池澤春菜がどれほど好きなわけでも、氷上恭子さんのマリーが悪いわけじゃないけど、マリーというキャラクターの魅力は池澤春菜の演技によるところも大きかったしなあ(しかもほら、ラジオのパーソナリティだったんだし)。
何より、池澤マリーの「うに〜!」が聞けないのが悲しい・・・。

そうそう、一応マイスターランクに進まないエンディングも見た。エンディングの歌をエリー役の長沢美樹さんが歌っていたんだが。
美樹さんの歌はかなりやばいね。なんつーか、スゲー好き。『プリズムコート』のOP『疾風になれ』もかなりヤバめだったけど、これはそれ以上です。


7月29日(月)

最近の廉価ソフト隆盛のおかげで、90年代後半のギャルゲーバブル期の名作・佳作も復刻されて喜ばしい。
『キャプテン・ラヴ』などは最初の発売のときより多く出回っているんじゃないか? ほんとにどこにも売ってなかったらしいからなあ。
他にも『Lの季節』、『個人教授』、『君の気持ち、ぼくのこころ』、『ずっといっしょ』、『リフレインラブ』、『マリオネットカンパニー』などの名作・迷作が廉価ソフトとして再販されているのでこれを機にプレイしてみるのもいいかもしれない。
さて、『花札グラフティ恋々物語』という今は無きアイマックスから発売されていたゲームも再販されている。
エグゼクティブプロデューサー・宗清紀之、ディレクター・加藤直樹、作画・岸上大策、というわかっている人には恐ろしいスタッフで制作されたゲームとして知られている。
再販によって入手しやすくなったのは結構なんだが、問題はパッケージである(問題のパッケージはこちら)。
だ、誰ですか君たちは。
どーせ再販するのなら岸上さんに描いてもらえばいいのに、頭悪いなあ。岸上さんに(今の絵で)描き下ろしてもらえば売上が倍は違うのに(推定)。
は、まさかゲーム本編の絵も差し替えられてんじゃなかろうな。


7月30日(火)

ちょっとお金が入ったので、万代〜駅方面へ自転車で。
私は新潟市の外れに住んでいるので、月に一度くらいは街に出ないと世間(てどこの世間だか)に遅れてしまうのです。

アニメイトで『英雄幻想ガンパレードマーチ3』と『自己回帰 Back to yourself』(ドラマCDEDテーマ)をようやく購入。
『英雄幻想3』は長く続いたドラマCDシリーズの完結編。ああ、長かった。
「ハッピーエンドを、返してもらいに来た!」という厚志の言葉が全て。大団円。『英雄幻想』はドラマ的に消化不良なところも多かったのだが、それでも最後まで聴いて良かったと思ったよ。
森さん(第7のね)やののみ、舞ももちろんいいのだが、やはり壬生屋だよな。可愛すぎ。このCDシリーズで私の中で一番好感度が上がったのが壬生屋と瀬戸口だった。厚志と舞の物語であると同時に、瀬戸口と壬生屋の物語でもあったのだなあ。
あ、あと、矢上さん、かっこよすぎ。

古本屋にも寄った。いつも思うのだが、なぜ長谷川裕一さんのコミックスは置いてある率がこんなに低いんだ? あったとしても『とべ!イサミ』ばかりだし(いや『イサミ』が悪いとかでなく)。おかげで未だに『マップス』が全巻揃わんじゃないか。
あ、でも、今日は『クロノアイズ』1〜3があったのよ。でも、ごめんなさい。『トゥルーラブストーリー』のアンソロジーコミックをとってしまいました。300円×3より100円×5をとってしまったのだった。くそう、お金があれば両方買ったのに。びんぼーなんか嫌いだ。


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