2003年2月・立志編


2月2日(日) 池田秀一の威力
「見せてもらおうか。地球忍者のカラクリメカの性能とやらを!」
「当たらなければどうということはない!」
ラスト直前だからってかましてくれますな、『ハリケンジャー』

あ、『おジャ魔女』の後番組の『明日のナージャ』はなかなかよさげ。

2月5日(水) 睡眠不足の憂鬱
どうにも最近睡眠不足、というか睡眠障害気味。
バイトから帰って寝ようとしてもなかなか寝付けなかったり、たっぷり寝たはずなのにやたら眠かったり、3時間くらいで急に目が覚めてしまったり、かと思えば10時間くらい寝てしまったり。
おかげで得意の悪夢もよく見るし。
生活のリズムが狂うとどうしても時間を有効に使えないのでヤなんだけどね。
そんなわけでこのサイトがなかなか更新されないのは私のせいではありません。

2月10日(月) ムラマサの歓喜
『Wizardry』と名の付くゲームは10本以上やってきたし、その中で”むらまさ”の名を冠する武器を入手したことも何度もあるんだけれど、やっぱりいまだにムラマサを手に入れるとガッツポーズをとりながら叫んでしまう。
これが同じ様なレアアイテムのローズガーブやシュリケンだとそうでもない。やっぱりムラマサは特別なのよね。

そんなわけでだらだらとやっていた『Wiz外伝II』。
ようやく黄泉でも(リセットしまくれば)戦えるようになり、地獄の魔王たちとも戦えるようになった。
そしたら出るわ出るわレアアイテム。
むらまさ、くない、エクスカリバー、とうぞくのたんとう×2・・・。
パーティの戦力の飛躍的上昇の勢いを駆って、スケイリーエンプレス撃破。あっさりクリア。
妖刀村正を持った侍、君主の装束(ローズガーブ)をまとったロード、手裏剣(=苦無)を持った忍者なんて相手にしちゃあいけない。

実はこの『Wizardry外伝II』には微妙な思い入れというか執着があって。
94年の発売当時、びんぼーだった私は友人から借りて『外伝II』をプレイした。
どうせ借り物だし、と、裏技をつかい能力値オール27(通常の能力値の最大は20前後)のキャラでプレイした。
キャラの名前も”せんし”とか”そうりょ”などというやる気の無いものだった。
結局最後まで苦労もせず、ラスボスにいたってはマハマン(レベルを失う代わりにランダムで強力な効果が発動する)1発で倒すという有様。
無論アイテム収集などもまったくしていなかった。
『Wiz』は借りてやるものじゃないなーと、つくづく思った。
それから4,5年後、立ち寄った中古ゲームショップで『外伝II』を発見、衝動的に購入したのだが、そのころにはすでにゲームボーイのハード自体を持っていなかった。
そのために『外伝II』のROMカートリッジはずっと棚の奥で眠ったままだった。
今日、クリアして、9年越しの借りを返した気がするよ。



あー、そろっと『FE』再開せんとなー。

2月13日(木) ブラウザの攻防
最近はメンドくさがってサイトの動作確認をInternetExplorerでしかやっていなかったのだが、アクセス解析によるとNetscapeやOperaで閲覧している人も結構いる。
少数派を無視するのはよくないので、Netscape7.01とOpera6.05(フリー版)をインストールしてみる。
Netscapeは4.7や6.2に比べてページを見た感じがかなりIEに近くなっている。いいのか悪いのか。ただNetscape独特のもっさりとした感じは相変わらず。重いし。
以前から気にはなっていたOpera、初めて使ってみたけど、なかなかいい感じだ。何より軽い。このサクサク感はクセになるかも。
マウスジェスチャーも搭載しているし、何よりタブブラウザだ。無論、タブブラウザとしての機能はIEコンポーネントの多機能タブブラウザに劣るが、今後のバージョンアップによってはメインのブラウザにしてもいいかも。
フリー版では常時表示される広告は別に気にならないが、うちの環境では動作がやや不安定なのが難点か。

そういえば、NetscapeもOperaもタブブラウザになってますな。やはり時代の流れはタブブラウザらしい。
なかなか使ったことのない人にはイメージが湧きにくいようだが、普通のブラウザ(IEや6.X以前のNetscape)をバラバラのルーズリーフだとすると、タブブラウザはバインダーだと思ってもらうといい。IEのようにパカパカウィンドウが開いたりしないだけでも便利なのだが、それ以上に様々な機能を搭載したタブブラウザが多い。
私などの説明よりこちらのページ(タブブラウザ推奨委員会)が詳しいので、興味のある方は是非どうぞ。
ちなみに私はMDIBrowserを愛用している。タブブラウザ屈指の多機能さと安定性、野暮ったいデザインがウリ。オススメ。
妹にはDonutPを勧めた(お気に入りがIE互換のため)が、こちらもオススメ。
Sleipnir? カスタマイズするのがメンドーなのでまだ手を出していないのです。PC雑誌とかでも盛んに紹介されているけど、あれっていきなり導入しても使いこなせないんじゃないかなー。


あっと、忘れてた。動作確認。
う。やっぱりトップページのJavaScriptが機能してない。JavaScriptって実はよくわかってないので、勉強したら修正します。Netscape、Operaユーザーの方々、申し訳ない。

2月14日(金) 破廉多淫の悔恨
バレンタインですな。
去年予告したとおりバレンタインの思い出でも披露してみましょうか。
あれは、確か中学1年のバレンタインの数日前のこと。
私と友人のところにクラスの女子数名がやってきて、「バレンタインにチョコあげたらお返しくれる?」と聞いてきた。
そこで私がどう答えたか。

「見返りを求める施しになどなんの意味もない」

うわっ、嫌なヤツ! なんて可愛げのない答えだ。
もちろんその年のバレンタインにはチョコはもらえませんでした。
ちなみに私と一緒にいた友人は要領よく「ちゃんとお返しする」と答えていたのでチョコをもらっていたと思う。
今にして思えば、あの女子の中には本当は私にチョコをあげたかった子がいたかもしれないよなー。そうだとしてもあんな答え方したやつにチョコはやれんわな。
んー、もったいないことしたかも。

2月15日(土) 超速伝説の記憶
買い物。
『やきゅつく2』が気になったけどもうちょっと待つことにしたり、ソフマップに『逆転裁判』(再発売版)が置いてないので仕方なくヨドバシカメラでポイントカードをつくって買ったり、ゲームボーイアドバンスSPがどこも売り切れだったり(買わないけど)、アニメイトは相変わらず品揃えが悪いと文句を言いつつ『新世紀GPXサイバーフォーミュラ Memories』を買ったりした。

『新世紀GPXサイバーフォーミュラ Memories』、なかなかよいアルバムです。
TVシリーズ、『11』、『ZERO』、ラジオドラマシリーズのOP・EDと挿入歌を網羅したヴォーカル集。
『CF』というと声優の歌うキャラクターソングCDが無駄に大量に出たことで印象が悪いのだが、主題歌・挿入歌は名曲揃いだったりする。
名曲『Winners』が4パターン(G・GRIP版、ダイナマイト・シゲ版、英語版、出演声優による合唱版)収録されているのもポイント高い。
『CF』は挿入歌の使用も巧みで印象深いのだが、それらも全部収録されている。個人的にはやはりTVシリーズ後半で多用された『I've Got to RIde』がうれしい。
『SAGA』以降はレコード会社が違うため(エアーズなんだよな・・・。トライエムから再販されているけど)収録されていないが、それでも十分。
2枚組22曲収録で2500円はかなりお得。オススメです。

2月16日(日) 日曜日朝の繚乱
戦隊シリーズの新作『爆竜戦隊アバレンジャー』、OP・遠藤正明、ED・串田アキラということで気になって見たけれど、なかなかいいじゃないですか。
最初に見つかったじーさんと変な女の子が変身できなくてピンチに陥る展開もおもしろかったし、別世界からやってきた黒の人の天然ぶりもいい感じだし、戦隊シリーズにしては敵もかっこいいし、ブルーの性格の悪そうな感じが『ジェットマン』を連想させるし、今後の展開期待できそう。
気になるのは爆竜のしゃべり方が頭悪いことと、役者の演技がへぼいところか。まあ戦隊シリーズの場合、1年を経て段々上手くなっていくので暫くは我慢か(『タイムレンジャー』よりいくらかマシだし)。
しかし、最近の戦隊は動物モチーフ多すぎな気が。
ダイノガッツはオーラパワーや気力と同じもの、爆竜は異世界のセイジュウ、という認識でよろしいんでしょうか、長谷川先生?

『クラッシュギアNitro』は見逃しているけど、監督・アミノテツロー、シリーズ構成・山口亮太、キャラクターデザイン・朝倉三太(多分、石神零番地さん)と、気になるスタッフが揃っているので要チェックか。
『明日のナージャ』も手堅いつくりで行きそうだし、『仮面ライダー555』はまあ置いておくとしても、なかなか日曜日の朝は良い感じではないか?
まとめてチェックしておくかね?

2月17日(月) ミカエルの微笑
前々から男同士の関係を描くやおいモノ(最近はボーイズラブと呼ぶことが多い。私の中ではやおいとボーイズラブは違うんだが)は隆盛を誇っているのに、女同士の関係を描いた、いわゆる百合モノは数が少ないのかと疑問に思っていた。
アニメやゲームでも、同性同士のカップル(女同士、男同士どちらでも)一際注目するし、脅威のPS用百合ゲーム『あやかし忍伝くの一番』も大好きなゲームだ。
そんな折、『マリア様がみてる』という作品が世のオタクの間で人気というではないですか。ちょっと調べてみると実に私好みっぽい。
そんなわけで第1巻を買ってきた。
うーん、コバルト文庫なんて『炎の蜃気楼』以来だ(いや、いまだに続いているが私が最後に読んだのは25巻くらい。ちなみに今は37巻まで出ているらしい)。
そんなに長くないのですぐに読み終えたが、うーん、いいね。このこっ恥かしさが心地よい。
予想通り、かなり私のストライクゾーン直撃。
明日あたりまとめて続き買って来ちゃいそうです。

『月姫』の秋葉と晶ちゃんとか、『アトラク=ナクア』とかも思い出したけど、ついつい『笑う大天使』を思い出してしまったのはナイショ。

2月18日(水) ビンボーの熱意
『マリみて』の続きを買いに行って、PSソフト『トゥルー・ラブストーリー(無印)』、『コミック・ウィザードリィ』(1〜3巻・外伝第1部)、小説『ときめきメモリアル Girl's Side』、『マリア様がみてる 黄薔薇革命』、『マリア様がみてる いばらの森』、『マリア様がみてる ロサ・カニーナ』ゲット。

『トゥルー・ラブストーリー』。持ってなかったのか、と突っ込まれそうですが。
昔買ったんだけど、金に困って売り払ったままだったのよね。どうせ『R』が出るからいいやとか思って。
実はOPムービーが観たくてかったんだけど。あのOPは素晴らしい。くるくる〜(分かる人だけわかってくれ)。
ちなみにジャンク品で300円だった。
それにしても、発売は1996年か。もうそんなに経ったかね?

『コミック・ウィザードリィ』。JICC出版(現・宝島社)から発売されていた石垣環のコミック。
第1巻の発売なんて1988年だ! 幾つだよワシ。
発売当時、小学生のクセに『Wiz』にはまっていた友人から借りて読んで以来、幾度となく(立ち読みで)読んだものだが、やっぱり買っていなかった。
最近の『Wiz』熱のせいでついつい買ってしまったが、やっぱすごいいーね、コレ。
私の『Wiz』原体験(ゲームプレイ前にもう読んでたもんなー)であるし、ホントすごい影響受けてるよ。
実際、ゲームでもワードナを倒したパーティを善悪に分けて、新キャラをメンバーに加える、なんてこともやったし。
そーか、『Wiz』をやるときにやたらと双子のエルフのメイジをつくってしまうのって、コレの影響だったんだ。すっかり忘れてたよ。
当時はよく分かってなかった石垣環的Wizardry世界観がようやく理解できたよ。それだけでも買った価値はあったな。

『マリア様がみてる 黄薔薇革命』、『マリア様がみてる いばらの森』、『マリア様がみてる ロサ・カニーナ』。祥子さまと祐巳は秋葉と晶ちゃん、あるいは初音姉様とかなこ、と、思ったけど、令さまと由乃さんは『プリズムコート』の真琴と早苗っぽいよなーとか思いつつ。
第1巻ではあまり出番のなかった薔薇さまやつぼみたちにスポットをあてつつ、祥子と祐巳の関係が少しづつ深まっていく。
おもしろいし、女の子も可愛いし、イラストも綺麗だが、正直に言えば、いつもコバルト文庫を読んでいる中高生ならともかく世のオタクがそんなに大騒ぎするほどの作品か、という気はする。
よくも悪くもやっぱりライトノベルだしね。
まあ、まったりと幸せな気分に浸りたい時にはいいと思う。
そんなわけで、続きもそのうち買ってこようっと。

小説『ときめきメモリアル Girl's Side』。本屋でパラパラっと読んだら予想外におもしろくて衝動買い。
要約すると"悪の女帝と闇の王子の物語”、いや正しくは"自分に魔法をかけたお姫様とカエルの王子様の物語"か。
なんといっても主人公・一ノ瀬ナオが魅力的に描かれているのがよい。私は密かに『ときメモGS 女子高生の日記風リプレイ』を途中まで書いて投げ出したのだが、やっぱりナチュラルでパワフルな女の子は女性の書き手には敵わんなー。
"王子様とお姫様"というゲーム本編のモチーフを上手くアレンジしてあるのも良し。
メインのキャラクターが全員登場して(あ、須藤さんは名前だけか)それぞれの持ち味を発揮している点もゲームのノベライズとしては高評価。タマちゃん、可愛い。

それにしても、最近、すぐ本買っちゃうよな。『ときメモGS』小説も『マリみて』も昔なら絶対立ち読みで読破していたのに。
昔は、金が無い、でも読みたい、というのがエネルギーに変わっていた気がする。必要は発明の母、っていうのとちょっと違うけど。
『ビンボーの夜明け』、かな。お金のあるひとかわいそう♪、だ。

2月21日(金) 溶解血液の起動
弟が帰省してきて、『Melty Blood』を持ってきてくれた。
買ってもよかったんだが、うちのPCでまともに動くとも思えなかったので。
多分ダメだろうと思いつつインストールしてみましたが、意外や意外、まがいなりにも動いてくれた。
VRAMが8MB、しかもOnBoard。メモリーが64MB。CPUがCeleron633kHz。これで動くのがかえって謎。
お前はNEOGEO-CDか!? ってくらいロードで待たされるし(数十秒〜2分くらい)、FPSも40〜50くらいにしかならんけど、まあよし。

ゲームの内容についてはあえて触れないけど(出来が悪いとかではない。念のため)、キャストについてちょっと。
私のイメージとは微妙にずれてるけど、これはこれでアリかな〜っと。琥珀さん(=高野直子さん)はちょっとクセになるかも。
志貴(=野島健児さん)もイメージ通り、って、野島さんがやるなら、志貴の口癖は「わからない」とか「なんてことだ」とかじゃなくて、「そんなバカな」にしておくべきだったなー。

BACK [diary]
BACK [nokotsudo]