1999年5月・覚醒編


5月16日(日)

日記をつけ始める。私は基本的に根気がないのでいつまで続くかわからんが、やるだけやってみよう。
なお、私は自宅に端末がないので、更新は基本的に翌日以降になるが、まあ仕方ない。
今日は(といいつつ昨日だったりするが、そんなことは今後、一切言及しないのでそのつもりで読むこと)、最近やるゲームがないので、衝動買いをした。
『リフレインラブ』(SS版)と『センチメンタルグラフィティ』である。
『リフレインラブ』の方は大学卒業間近の男女7人が織り成す恋物語。キャラの年齢が比較的高めで、普通のギャルゲーとは趣きが異なっている。親友と女の子を奪い合うなどといったどろどろした人間関係も入ってきたりする。
ざっとプレイした感じでは少々ゲーム展開が単調かな。シナリオ自体はなかなかいいんだけど。あと、攻略できる女性キャラが3人だけってのが少々物足りなくはある。
しかし、メインの女性キャラのキャストに山崎和佳奈・高山みなみ・田中敦子をもってくる辺りいいセンスだ。
『センチ』はあのOPが見たいがために購入。ちなみに294円(税込)であった。見れば見るほど気持ち悪くなるのはどうしてだろう。サブリミナル効果でもあるのかしらん。


5月17日(月)

実家の弟から電話が来る。
その中で、弟の好きな声優の話になった。1位・国府田マリ子、2位・井上喜久子、3位・長沢美樹、4位・関智一、5位・岩男潤子、というランキングはまずいだろう。3・4位はともかく、1位・2位・5位はねえ。これで椎名へきると丹下桜が入ってたら完璧だな。
ちなみに、私の声優ランキングは、恥ずかしいので内緒。


5月18日(火)

友人Fと例によって長電話。ダメゲーの話をする。
その中で私が「死ぬ前に『北斗の拳』(FC)でラオウを倒したい」と言ったことから、私の理想の死に方は以下のようになることがわかった。

会社も定年で退職し、子供や孫たちに邪険に扱われながら、毎日を『北斗の拳』攻略に費している。
そして、ある時、ついにラオウを倒し、「わが生涯に一片の悔い無し」と腕を天に振り上げ叫ぶと、そのまま動かなくなり、石となる。
それを孫娘が見つけ、「おかあさん、おじいちゃんが変なの!」と母親に知らせに行き・・・

ぐわあ、かっこ良すぎ(そうか?)。いいなあ、こういう死に方。

今週の『キン肉マンII世』

マン太郎対クリオネマン戦。いつになく真剣に戦うマン太郎、しかし、クリオネマンに水中に落とされ、泳げないマン太郎はピンチかと思いきや、何故か水中からマン太郎を救い出すクリオネマン。だが、それはクリオネマンの策略で、身体中に海水や海中の生物を付着させたマン太郎はクリオネマンに吸収されてしまうのだった。
今回の話にデ・ジャヴを感じたんだが、夢の超人タッグ編、2000万パワーズ対ヘルミッショネルズ戦でマグネットパワーを受けすぎたモンゴルマンの体が磁力を帯びてしまったのとやってることが一緒じゃん。20年前とおんなじネタを相変わらず(いや、明らかに退化してる気も)やるのはさすがだなあ、ゆでたまご。
あとは、泳げないマン太郎を負けさせるためにわざと水上戦を設定した委員長の非道っぷりも素晴らしい。キン肉マン対悪魔将軍編、ダイヤモンドのリングを支えていたときのカッコ良さはかけらも残ってないな。なんかこの世界、いい年の取り方をしたヤツ(例・ブロッケンJr)とそうでないヤツに差が大きいなあ。


5月22日(土)

ぐはあ、また『カードキャプターさくら(再)』のタイマー録画忘れたよ。昨日の『ひげガンダム』も忘れてたし。むぎゅう。

なんか日にちがとんでるぞ、とお思いでしょうが、その通り。気にしてはいけない。私は根気がないと言っているはずだ。

サークルが終わった後、何故か徹カラになる。私は当然、アニソンしか歌わないし、それはそれでよいのだが、問題は選曲である。なるべく誰もが知ってる歌を歌おうと思ったのだが、『地獄のズバット』や『摩天楼のヒーロー』って、紳士の嗜みとして知ってるものではないんでしょうか? みんな子供の頃、『怪傑ズバット』や『おもいっきり探偵団はあど(字がわかんない)組』を見てなかったんでしょうか(いや、『ズバット』は私も観てないけどさ)? ううむ、自分の常識で他人を測ってはいけないということかなあ。
でも『ぼくらのバロム1』は普通、歌えるよね?(まったくオタクは度し難いな)


5月23日(日)

徹カラで眠いのであるが、そうは言っていられない。友人Fと山本正之さんの芝居のビデオ上映会に行くことになっているのである。
始発で家に帰り、一眠りした後、待ち合わせ場所の高田馬場へ。友人Fと合流し、軽く食事をして時間をつぶした後、会場のバオバブ学園アトリエへ。
会場に入るとステージの上で正之さんがギターを弾きながら歌っている。開演までの30分ほどの間、色々な曲が聴けたのは望外の喜びであった。
ビデオ上映は『游ぎ続けてビリジアン』と『そよ子のスタイルブック』の二本立て。CDを聴いているので内容は把握しているけれど、今まで想像力で補っていたものが実際に目に見えるというのはうれしい。芝居とCDの違いを探すのも楽しいし。
ひとつ難点を挙げれば、眠かったこと。あああ、正之さん、ごめんなさい。カラオケで『アニメがなんだ』と『飯田線のバラード』と『少年の夢は生きている』を歌ったので許してください。
帰宅後、会場で購入した『天下統一・博多編』のライブビデオを観る。これがまた、素晴らしい出来。特に『ブルックリン物語』なんて鳥肌もののカッコ良さ。ああ、7月のライブ『大王降臨』が待ち遠しい。


5月25日(火)

するゲームがないので『ワースタ2』の作曲くんで『三度目の夏ラストチャンス』(『ドキプリ』のOPね)や『燃えよドラゴンズ』や『がんばれ山本和範名選手』を作る。
どーでもいーが、『ワースタ2』の清原は打ち過ぎである。

今週の『キン肉マンII世』

クリオネマンに吸収されそうになるマン太郎だが、小便で脱出。怒ったクリオネマンはレンズから熱線を照射。やられたかに見えたマン太郎だが、水中からたこをつかんであらわれる・・・
あのお、ひょっとして、たこの墨をかけて、レンズを使わせない、とか言う展開なのでしょうか、いや、まさか、そんな単純な展開じゃあありませんよね、ゆでたまごさん。
ええとぉ、はやくジェイド対スカーフェイス戦が始まらないかなあっと。


5月26日(水)

『宇宙刑事ギャバン』のビデオ(1・2・11話収録)を借りてくる。
ギャバンかっこいいとか、地軸転換装置とか、レーザービジョンとか、ドルドルドルドルドルギランとか、色々言いたいことはあるんだが、何より凄いのは2話のストーリーである。
巨大タンカーを奪ったマクーは、日本政府に対し、「ダイヤモンドをロケットに積めて宇宙に打ち出せ、さもなくば東京上空でタンカーを爆破する」と脅迫。日本政府はそれに従う、とここまではいいのだが。日本政府に対し、マクーはさらに要求する。「富士山の譲渡契約書をロケットに積めて打ち出せ、さもなくば・・・」って、おいおい。富士山を欲しがり、さらに契約書をちゃんと作らせて、挙げ句の果てにわざわざ宇宙まで届けさせるなんてカッコ良すぎるぞ、宇宙犯罪組織マクー!
  ♪ぼくが大きくなあったなら〜、マクーのみんなとしゃべくりながらはたらきたいな〜♪(『GOGOイソちゃん』の節で歌おう)


5月29日(土)

サークルで久々にGM(量産型モビルスーツのことではない)をやることになった。
シナリオを考えてないのでさぼろうと考えたのだが、呼び出しの電話が部長様から来たので仕方ない。しくしく。
やったゲームは性懲りもなく『ソードワールド』である。『パラフリ』でもやりたいんだけどなあ。
シナリオをほとんど考えていなかった割にはなんとか形になった。準備不足(というか何もしてないんだから不足も糞もないんだが)のせいで冗長になってしまったが。
完全版でルールが変わって、エンチャントウェポンをかけた武器ではライカンスローブにほとんどダメージがいかなくなったのをすっかり忘れていたが、まあ、ご愛敬だろう。
シナリオの準備はちゃんとやりましょう、ということだな。うん。


5月30日(日)

友人Fと友人Iちゃんと集まる。企画自体は一年も前からあったのだが、様々な事情でおながれになっていたのだ。
♪山手線で、行ける街だよ、いけいけ池袋〜、で待ち合わせだったのだが、Iちゃんが1時間半遅刻する。Fが携帯を持っていなかったらどうなっていたことか。ちなみにIちゃんの遅刻の理由は寝坊である。
その後、3人で浅草・銀座を練り歩く。FがIちゃんにおちょくられているのがおもしろかった。


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