はれぶた キャラクター紹介


●畠山家の人々(とぶた)●

則安くん

『はれぶた』の主人公。フルネームは畠山則安。あだ名は十円安(そーいやなんで十円安なんだっけ)。
空想癖のあるちょっとおセンチな丸顔小学3年生。おっちょこちょいでちょっと泣き虫、ママが家で勉強させてくれないので学校の成績もイマイチだったりするが、いざというときの暴走っぷりとテンションの高さ(と台詞の多さ)はさすが主人公。
負けるな、君は男の子!

はれぶた

もう一匹の主人公。書いたことが現実になる則ちゃんの日記から現れたぶたで、晴れた日に降ってきたからはれぶた。分かりやすくていいネーミングである。
人の頭を鼻で吸うと、その人が考えていたことを現実にする力を持っている。
則ちゃんとはペットと主人というより親友同士で、♪君がぶたじゃなかったら できれば結婚したかった、くらいの仲の良さ。畠山家においてもしっかり家族の一員である(だからといってぶたに家事をさせることもないだろーに)。
性格はとってもけなげ。則ちゃんのハイテンションについていけるあたりはさすがに主人公。ぶたのくせに妙に人間臭い行動をしたり、若い娘さんにときめいたりする(ぶたのくせに!)。
歌と踊りが大好きで毎週1回は必ず踊る。
実は、ぶた宇宙を治めるぶた王国のぶた王子だったことが後に判明する。
ずっと番組を見ているとぶた語が分かった気になってくるから不思議だ。

パパ

則ちゃんのパパ。本名畠山玉則。一流大学を出て一流企業に入ったがリストラされてママの親戚の印刷工場で名ばかりの部長をやっている、一家の大黒柱。
普段は優しいマイホームパパ、というかうだつが上がらなく、家庭内の地位も低いが、キレると(いや、毎週キレるんだけど)眼鏡を外し、その素顔を見た者を恐怖のどん底に突き落とす(どーでもいーが、ママは素顔を見ないで結婚したんだろーか)。
趣味はゲテモノ料理で、おにぎり山、ナベシンの父親とともにゲテモノ倶楽部に所属している。
ママとは基本的にらぶらぶ夫婦だが、和子先生と浮気を目論んでいたりする。

ママ

則ちゃんのママ。本名畠山安恵。サクサクとした性格で、良き妻、良き母であるが、パパの状況を見て、「これからの時代、学歴なんて役に立たない。これからの時代、『手に職! 足にも職!』」の信念の下、則ちゃんに勉強を決してさせない。しかし奥さん、子供に「則ちゃん、ママね、則ちゃんにパパみたいになって欲しくないのよ」などと言うのはどうかと思うぞ。
和子先生に異常なライバル心を燃やしている。

玉ちゃん

則ちゃんの妹。本名畠山玉恵。この一家の名前は『玉』『則』『安』『恵』の四文字から成っている。安直。
ムチャクチャ濃ゆい3歳児。則ちゃんも顔負けの大人びた事を口にする。3歳児のくせに妙に経済感覚が発達している。でも漢字は読めない。3歳児だもん。
彼氏がいるらしく、近所の3歳児たちの間じゃあブイブイ言わせているらしい。将来の夢は青年実業家と結婚すること、かな。


●学校の人々●

和子先生

則ちゃんたちのクラス、3年2組の担任教師。そういや、名字は何て言うんだろ。
普段はみんなの憧れのまったりとした美人教師。
だが、一度イッちゃうと(これがイッてる時間の方が遥かに長かったりするんだ)「ああぁ〜〜〜〜ん! 神よぉ〜〜〜〜ん! 和子はなぜこんなにも美しいのですかあん!」などと叫び踊りまくる究極のナルシストになってしまう。
濃ゆい『はれぶた』のキャラの中でも1、2を争う濃いキャラである。

おにぎり山

則ちゃんのクラスメートでナベシンとともに仲よしトリオである。そーいや、名前はなんてんだっけ。「名は体を表す」を地で行っている。
のんびりとした口調でどちらかと言えばボケ役。小学3年生のくせに妙にオヤジ臭い発言をしたりする。
毎回出演している割に出番も台詞も少ないが、彼やナベシンのさりげないギャグが『はれぶた』ワールドに奥行きを与えている。
家は医者をやっている。おにぎり山のダディーは則ちゃんのパパと共にゲテモノ倶楽部に所属している。そういやマミーは明らかに外国人だが、おにぎり山はハーフなのか。

ナベシン

フルネームはワタナベシンイチ。これからわかるようにモデルは『はれぶた』の監督本人である。あのくるくるパーマも原色ファッションも実際の監督から来ている。
おにぎり山と共に則ちゃんの親友で、放課後に秘密基地で怪獣ごっこをするのが彼らの日課となっている。
性格は結構さばさばしていて、どちらかと言えばツッコミ担当。
家は焼き肉屋でナベシンの親父もなかなか変な人である。彼もゲテモノ倶楽部に所属している(焼き肉屋のくせに)。

武蔵小金井くん

則ちゃんのクラスメート。"武蔵小金井くん"がフルネームらしい。
偉い人は子供の頃は変だったので自分も変と呼ばれることによって偉い人になろうとしているのだが、それは間違ってると思うぞ。まあ、本人が「変!」と言われることに快感を感じているのだからいいのだが。
何故か則ちゃんをライバル視しており、珍妙な発明でいつも騒動を巻き起こす。『はれぶた』随一のトラブルメーカーである。
語尾の「すすすすすすす〜」が特徴的。得意技は顔面大回転。

平賀きみよ

則ちゃんのクラスメート。金髪縦ロールにピンクのフリフリドレスでどてかぼちゃスタイルを包むお嬢様。
性格は悪く、金持ちならではの傲慢さを発揮する。語尾の「〜でましょ」が印象的。
そばかすの女の子に弱かったりする私だが、彼女は遠慮したい。

袖振マサ子

則ちゃんのクラスメート。いつも画面の端の方で袖をびろびろさせているのが彼女である。
出番も少なく、たまにある台詞も「びろびろ〜ん」のみだが、妙に印象に残るキャラである。
そんな彼女だが、彼女がメインだった『ファイト一発!涙の運動会』を見ると性格は結構ふつーの女の子だったりする。

校長先生

則ちゃんたちの学校の校長先生。
和子先生をスケッチすることを生きがいとしていたり、はれぶたとビキニで一緒に泳いだり、"一生バレンタインチョコをもらえなかった男"と呼ばれたがったりと、なんだか良く分からない人物である。


●近所の人々●

中華大魔女広飛優老婆

則ちゃんの家の隣のアパートの204号室に住んでいる。普段は近所でも評判の上品で中華な"マダム福建省"だが、その実体は"中華大魔女広飛優老婆"、濃縮中華コスプレ婆さんという玉ちゃんの表現が非常に的確である。
『はれぶたを捕え中華魔法で特殊チャーシューにして全国のラーメン屋に送り中華魔法で操られたラーメンは宇宙に飛び出しUFOを襲って宇宙征服』(いや、いいんだけどね)という野望のために、ペットのくろぶたとともにはれぶたと則ちゃんを狙っている。
「ちゅ〜〜〜かっかっかっ!」という笑い声が脳にこびりつく。『はれぶた』の中でも屈指の濃ゆいキャラである。

くろぶた

中華大魔女広飛優老婆のペットで、はれぶたをつけ狙う。
実はぶた宇宙のぶた大統領で、ぶた王子のはれぶたを狙っている。
手下のあめぶたを操り、はれぶたのぶたパワーに対抗する。
こいつもやっぱり歌が好き(ヘビメタ)で突然歌い出したりする。

山田さん

隣のアパートの103号室に住んでいる。
一見、景気の悪いサラリーマン風だが、実は宇宙人であり、水槽にUFOを飼っていたりする。
はれぶたのぶたパワーの秘密を知り、他の宇宙人との争いに利用しようとする。
結構濃いキャラなのだが、イマイチ影が薄い。

牛乳屋さん

則ちゃんの家に牛乳を配達に来る人。出番も台詞も少ないが強烈な存在感を放つ。
実は山田さんの仲間の宇宙人らしい。

サングラスの男

名前も住んでいる所も不明。何者かもわからないが則ちゃんの家の周りに現れては一言残して去っていく。
牛乳屋さんと仲がいいらしいが、矢玉さんは仕事が奪われるので嫌いのようだ。

神主さん

則ちゃんたちが秘密基地にしている神社の神主さん。
最初の頃は神社で遊んでいると怒っていたが、いつの間にか一緒になってサッカーをしてたりした。


●その他の人々●

矢玉アナ(お天気お姉さん)

本名矢玉みゆき。実はテレビ東京のアナウンサー(当時)の矢玉みゆきさんがモデルだったりする。
天気予報のお姉さんのはずなのだが、主な仕事はツッコミ。話の流れなど関係なく、時間や空間すらも飛び越えて絶妙のツッコミをかます。
ツッコミ・解説役のくせに自己顕示欲が強く、暴走して話を滅茶苦茶にすることもしばしば。
『はれぶた』の真の主役。

黒矢玉

番組終盤に突如として現れたブラックお姉さん。黒タイツがセクシーである。
矢玉さんをも上回る身も蓋も無いツッコミとやる気の無さが特徴。矢玉さんと熾烈ななバトルを繰り広げる。もっとも、仲が悪いようでもいざというときの息はピッタリだったりする。
『はれときどきお別れ』での、矢玉さんを冷静に制したシーンが印象的。

岩田さん

矢玉さんの上司。いつも暴走する矢玉さんを押さえるのが主な仕事の苦労人。
しょーもないダジャレが好き。

町屋のおばさん

本名・畠山あかね(ワシ、名前あったんかい!)。親戚のおばさんである。
毎回、何らかの病気で入院し、その度に畠山一家はお見舞いに行く。
声の出演は何度かあったが、結局その素顔は明かされないまま。
『刑事コロンボ』のうちのカミさんみたいなもんである。


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