魅力


あの日僕はマサユキストになった。
私が正之さんを”正之さん”と呼ぶワケ


あの日僕はマサユキストになった。

私の山本正之との出会いは、多くの人と同じように、『タイムボカン』や『おじゃまんが山田くん』や『黄金戦士ゴールドライタン』だったわけだが、もちろんその頃は山本正之という存在を認識していたわけでは無かった。

私が山本正之という存在を初めて意識したのは、高校生の頃だった。私の大好きなラジオ番組『青春ラジメニア』において『アニメがなんだ』を聴いた時だった。
その頃はもう山本正之の名前は知っていたし、『タイムボカン』の音楽をつくった人だということも知っていた。
が、『アニメがなんだ』を聴いて、山本正之という人物の多才さ、センスに大いに感心したものだった。

だが、まだこのときは、僕はマサユキストにはなっていない。

その数ヵ月後、やはり『青春ラジメニア』において、山本正之本人をゲストに「山本正之特集」が組まれた。
このときの選曲は絶妙で、この特集を聴いて初めて山本正之の、単なるアニメ歌手・アニメ作曲家としてだけではない魅力を知った。

が、それでもまだ、僕はマサユキストにはならなかった(鈍いですな)。

その数日後。何気なく先日の『ラジメニア』の特集を録音したテープを聴いていたときだった。
特集の最後の曲、『LIFE』を聴いたとき、突然、涙がこぼれた。
歌を聴いて、涙を流したのはこのときが初めてだった。
そして、

あの日僕はマサユキストになった。

その後は、中古でCDを探し歩き、ライヴにも行くようになり、山本正之無しには生きられない立派な(?)マサユキストとなった。
そしてついにはこんなホームページまでつくってしまった。
このホームページで、山本正之の魅力を一人でも多くの人に伝えられたら、マサユキストとしてこれに勝る喜びは無い。


私が正之さんを”正之さん”と呼ぶワケ

私は山本正之を”正之さん”と呼ぶ。
このホームページでも基本的にそう呼んでいる。
特に深い理由があるわけではないんだが・・・。

他の多くのマサユキストの方々は正之さんのことを”先生”と呼んでいる。
が、個人的に先生という言葉は教師とか医師以外にあまり使いたくないんだな、これが。
その他の敬称としては、”様”とか”御大”とか・・・。うーん、しっくりこない。”大王”とイチイチ呼ぶのも変だし(それはそれでおもしろいが)。
それじゃあ、”山本さん”が一番無難か、となるのだが、いかんせん山本という苗字は多すぎて、”山本さん”だとどこの山本さんだかわからない。
そんなわけで、ファーストネームにさん付けの”正之さん”と呼ぶのが一番適当なのではないか、という結論に落ち着いた。
ファーストネームでお呼びするのは少々馴れ馴れし過ぎるかとも思うのだけど、親愛と敬意を込めてそう呼んでいるので、ご容赦を。


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