山本正之ライヴ
『3日連続リクエストショー』
ライヴレポート

よし、歌うぞ! トルコにも台湾にも大地震が、キルギスにもパキスタンにも戦争が!
世界の政治家よ、オレたちの、ビリジャンの涙を見るがいい!


今年もこの季節がやってきた。
ライブにちゃんと参加しているマサユキストだけが参加できる秘密のライブ、年末恒例のリクエストショーである。
などと言っているが、私は今年がリクエストショー、初参加である。
わくわくしながら会場のバオバブ学園アトリエに向かった。

私の参加日は12月17日。本来は2日目だったのだが、参加者が少なかったため、1日目(16日)は中止。3日連続の一日目と相成った。
会場で参加ハガキを見せ、入場。代金と引き替えにチケットを渡されたが、チケットは正之さんの名刺。「サスクハナレコード 大王」と記されているものである。
入場するとステージにはすでに正之さんがおられ、私に声をかけてくる。
「いらっしゃいませ。お名前は?」
「あ、はい、Sです」
「ああ、S・Dくんね」
!? なんでわかるんだ?
どうも参加者の名前を全員暗記しているらしい。すごいなあ。

そしていよいよリクエストショー開始。
司会進行兼音響兼雑用係はとまとあきさん。アシスタントは宮沢みいさん、永田陽二さん(かめちゃんは受付で売り子をしていた)。
このリクエストショーは、正之さんが持ってきたマサユキさんゆかりの品をオークションにかけ、競りとった人が好きな曲をリクエストできるというシステムになっている。
オークションで得た収益金は全額、日本赤十字などの福祉団体に寄付される。


スペシャルサービスのうた
1曲目はオークション無し。
平日の参加者にはスペシャルサービスが用意されているということで、何かと思ったら、今日の参加者83人の名前が全員組み込まれた『スペシャルサービスの歌』を歌ってくれた。
これ以上のスペシャルサービスって、ちょっとないよなあ。

輝けライトマン
最初の品物は使い捨てカメラ。
競りとった人は正之さんと一緒に写真を撮ってもらえる。
680円のカメラの値段が一気に2万円まで上がって、さすがにびっくり。
私の財布には1万5千円しか入ってない(泣)。

リクエスト曲は無くなったSPSの社歌『輝けライトマン』、今回の照明係はSPSの元社長の佐々木さんだったりする。

やんちゃマーブルブルース

燃えよドラゴンズ'82

空気の向こうで
ここの品物は"膝乗りダンスパーティ券"。
二十数年前、『タイムボカン』の放送が始まった頃、姪っ子を膝に抱いて、ブラウン管から流れる主題歌に合わせて、姪の手をとって一緒に踊ったという。
それを再現できる券で、会場には『タイムボカン』のビデオもちゃんと用意されていた。
ちなみにこれは女性限定。

大名古屋行進曲(名古屋はええよ!やっとかめ)

府中捕物控(3番まで)
クイズコーナー。
正之さんが中学・高校時代に作った10曲のタイトルを挙げ、そのうちで実際につくっていなかった曲をあてた人がリクエストできる。
もちろん解答するのにもお金がいるのだが。
結局正解者は9曲目に出た。
それにしても『雨の城下町』なんて、高校生のつくる曲のタイトルじゃあないな。

そよ子のスタイルブック カーテンコール

三日月メランコリー

飯田線のバラード

少年の夢は生きている
ここで今回の最高値が出る。17万円。
品物は某有名画家の某人気アニメの某人気キャラのシルクスクリーン。

游ぎつづけて(Full Version)

FILM
最後の曲はリクエストではなく、今回のためにつくったと思われる新曲。


そして終演。
今日の収益金は59万3千円だった。
出口で待つ正之さんと握手をして会場を出る。
何か言おうと思ったが、黙って握手をした。
来年もまた来れるといいなあ。
できればお金を貯めて何か曲をリクエストしたいなあ。



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